「お父さん、何が言いたいの?早く言ってよ…」

ついイライラして、こう言ってしまったこと、ありませんか。

失語症の家族と暮らしていると、会話が成り立たないもどかしさで、お互いに疲れてしまう瞬間があります。本人もつらいし、家族もつらい。これは現役STとして、現場で何度も見てきた風景です。

この記事では、言語聴覚士9年・現在リハ特化型デイで失語症の方を担当している私が、 「家族が今日から実践できるコミュニケーションのコツ」 を本音でまとめました。

特別な道具も、長い訓練もいりません。 「待つ」というたった一つの姿勢 が、会話を大きく変えてくれます。


【結論】「待つ・選ぶ・うなずく」がコミュニケーション3原則

最初に結論からお伝えしますね。

失語症の方とのコミュニケーションで、家族にいちばん覚えてほしいのは この3つ だけです。

  • 待つ:本人が話し終わるまで、最低10秒は遮らない
  • 選ぶ:「はい/いいえ」「AかBか」で答えられる聞き方にする
  • うなずく:話の内容より、 「聞いてるよ」のサイン を返し続ける

結論3原則の図解

この3つを意識するだけで、家での会話の空気が変わります。

💡 ざっくり言うと:失語症のリハビリは病院やSTだけの仕事ではありません。 日常会話そのものが、最大のリハ なんです。

そして、何より大事なのは「言葉を引き出すこと」より「気持ちを共有すること」。順番に解説していきますね。


失語症ってどんな状態?|言いたい言葉が出てこない感覚

そもそも失語症とは、 脳の言語をつかさどる場所がダメージを受けて、言葉の入出力に支障が出る状態 のことです。

脳卒中・脳出血・頭部外傷などが主な原因で、日本には 約50万人 の失語症の方がいると推定されています(出典:日本失語症協議会)。

失語症には大きく分けて、こんなタイプがあります。

  • ブローカ失語:話したいことはあるのに、言葉が出てこない
  • ウェルニッケ失語:流暢に話せるけれど、相手の言葉が理解しにくい
  • 全失語:話す・聞く・読む・書く、すべてが難しい
  • 健忘失語:物の名前がなかなか出てこない(喚語困難)

💡 ブローカ失語ってどんな感じ?:頭の中では「お茶飲みたいな」と思っているのに、口からは「あー、あれ、あれ」しか出てこない、そんなイメージです。本人の意識はしっかりしているのに、言葉だけが出ない状態。本当にもどかしいんです。

💡 錯語ってなに?:「りんご」と言いたいのに「みかん」と言ってしまうなど、別の言葉に置き換わってしまう症状のこと。本人も「違う、そうじゃない」と分かっていて、余計につらくなることもあります。

ここで覚えておいてほしいのは、 失語症は「考える力」が落ちているわけではない ということ。

本人の頭の中はちゃんと働いていて、伝えたいことも分かっています。 言葉という道具だけが、思うように使えない状態 なんです。

赤ちゃん言葉で話しかけたり、大声で叫んだりするのが失礼にあたるのは、ここに理由があります。


なぜ「待つ」が一番大事なのか|脳のメカニズムを平易に

「待つ」と聞くと、ただ黙っているだけのように感じるかもしれません。

でも、失語症の方にとっての沈黙は、 脳の中で必死に言葉を探している大切な時間 なんです。

健康な人が「りんご」と言うとき、脳は0.1秒以下で言葉を引き出します。けれど失語症の方は、 その同じ作業に5秒〜30秒、ときには1分以上かかる ことも珍しくありません。

ここで家族が「お茶?それともコーヒー?」と先回りすると、 脳の言語回路がリセットされてしまう んです。

💡 イメージで言うと:パソコンで重い処理が走っている最中に、横から別のキーを連打されるようなもの。せっかく読み込んでいた言葉が、一気にゼロに戻ってしまうんです。

つまり、 「待つ」は何もしないことではなく、本人の脳の作業を邪魔しない積極的な行為 なんですね。

そして、待ってもらえた経験は、本人の「もう一度話してみよう」という気持ちにつながります。逆に、毎回先回りされ続けると、本人は 「もういいや、話さなくて」 と諦めてしまう。これを臨床では 「学習性無力感」 と呼びます。

家族が「待つ」を覚えるだけで、 本人の話そうとする意欲そのものを守れる んです。


待つ時間の目安は10秒・20秒・30秒

「じゃあ、具体的に何秒待てばいいの?」

これは家族からよく聞かれる質問です。私が現場で目安にしているのは、症状の重さによってこう変えること。

  • 軽度の失語症:10秒
  • 中等度の失語症:20秒
  • 重度の失語症:30秒〜1分

待つ時間の目安カード

10秒って、実際にやってみると すごく長く感じます

試しに今、何も話さずに10秒数えてみてください。会話の中で10秒の沈黙は、家族にとっても本人にとっても、けっこうな緊張感があります。

でも、この10秒を待てるかどうかで、出てくる言葉の数が変わります。

💡 私の現場の感覚:訓練中、私は心の中でゆっくり「いち、に、さん…」と数えています。20秒数えても言葉が出ないときは、次の選択肢を提示する。この「数える習慣」を家族にもおすすめしています。

ここでひとつ大事なのが、 「待つ=表情を消して黙る」ではない ということ。

待っている間も、 やさしい表情でうなずき続ける 。「ちゃんと聞いてるよ」のサインを表情で送り続けることが、本人の安心感につながります。

無表情で待たれると、本人は「呆れられている」と感じてしまいます。 柔らかい目線とほほえみをセットで 、覚えておいてくださいね。


やってはいけないこと5選|つい家族がやりがちなNG行動

ここからは、 善意でやってしまいがちなNG行動 を5つ紹介します。

やってはいけないNG行動5つ

  • ① 先回りして代弁する:「お茶でしょ?」と決めつけて言葉を奪う
  • ② 話題を打ち切る:「もー、いいよ」と途中で会話をスルーする
  • ③ 赤ちゃん言葉で話す:「○○ちゃん、おねむでちゅか?」は尊厳を傷つける
  • ④ 大声でゆっくり話しかける:失語症は耳の問題ではない。「耳が聞こえない人」扱いはNG
  • ⑤ 家族やSTの方が話しすぎる:聞くスタンスが何より大事。話し過ぎる人より、ゆっくり待ってくれる人が信頼される

特に ①の代弁 は、家族の優しさから出てくる行動なので、つい無意識にやってしまいます。

でも、代弁され続けた本人は「自分は話さなくていい人なんだ」と感じてしまうんです。これは現場でも繰り返し見てきた光景でした。

💡 本人の気持ちを想像してみてください:あなたが海外で必死に英語を話そうとしている時に、横にいる日本人の友達が全部代わりに話してしまう。最初はありがたい。でも、毎日それが続いたら、 自分で話す気力がなくなる はず。失語症の方の気持ちも、それと似ています。

そして ③の赤ちゃん言葉 。これは家族にお伝えすると、ハッとされる方が多いです。

失語症の方は、 「言葉が出ない=知能が低い」ではありません 。大人として、これまでの人生を生きてきた一人の人間として、対等に接することが何より大切です。

そして ⑤の話しすぎ 。これは家族だけでなく、 私たちST自身も陥りやすい罠 です。

「沈黙が気まずいから」「もっと反応を引き出したいから」と、ついこちらが話を埋めてしまう。でも、それでは本人の言葉が出てくる隙間がなくなります。

よく喋る人より、ゆっくり聞いてくれる人 の方が、失語症の方にとって安心できる相手です。


効果的なコミュニケーション技法6つ

ここからは、 代わりに使ってほしい技法 を6つ紹介します。

効果的な6つのコミュニケーション技法

① YES/NOで答えられる質問にする

「何が食べたい?」ではなく、 「カレーは食べたい?」 に変える。

本人は首を縦に振るだけで意思を伝えられます。これだけで、 会話の成立率が一気に上がります

② 二択・三択で選んでもらう

「カレーとうどん、どっち?」と、 目の前に選択肢を並べる

実物を見せたり、指さしできるようにメモに書いたりすると、さらに伝わりやすくなります。

③ 絵やイラストを使う

言葉が出にくくても、 絵を指させば伝わる

市販の コミュニケーション支援ボード や、スマホの写真アプリも便利です。

④ ジェスチャーを取り入れる

「お茶?」と聞きながら、 湯のみを持つジェスチャー をする。

視覚情報があると、本人の理解も「言葉で答える負担」もぐっと減ります。

⑤ 筆談(書く)

ブローカ失語の方は、 書ける文字がある ことが多いです(個人差大きいですが)。

ホワイトボード・大きめのメモ帳を、いつでも手の届くところに置いておくと安心です。

⑥ 写真や思い出のアルバム

「昔の家族写真」や「旅行の写真」を見ながら話すと、 言葉が引き出されやすい という研究もあります。

過去の記憶と感情がセットになっていて、言葉が出やすいんですね。


失語症のリハをもっと深く学びたいSTの方には、オンラインセミナーも参考になります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』(PR)

失語症の評価・訓練法の最新エビデンスを動画で学べるので、若手STさんにおすすめです。


家族が陥りやすい3つの罠と回避法

ここからは、 長期戦になりがちな失語症介護で、家族が陥りやすい罠 を3つお伝えします。

罠①|「リハビリ=特別な訓練」と思い込む

病院でやるような訓練を、家でもやらなきゃ…と頑張りすぎる家族は多いです。

でも、 日常会話そのものが最大のリハ

「おはよう」「お茶どうぞ」「今日は寒いね」── こんな何気ない言葉のキャッチボールが、いちばん効きます。

罠②|「前はできたのに」と比較してしまう

人は良くなることを期待するもの。でも、失語症の回復には波があります。

調子のいい日もあれば、悪い日もある。 昨日できたことが今日できないのは、当たり前 なんです。

回避策は、 「今日できたこと」だけに目を向ける こと。比べる相手は、過去の本人ではなく、 今この瞬間の本人 に。

罠③|家族だけで抱え込む

これがいちばん多くて、いちばん深刻です。

失語症は 見た目に分かりにくい障害 なので、周囲の理解を得にくく、家族が孤立しがちです。

回避策は、 失語症友の会・家族会への参加 。同じ立場の人と話すだけで、ぐっと楽になります。

日本失語症協議会の地域組織一覧 で、お住まいの地域の友の会を探せます。

そして、 家族が休む時間も大事なリハ 。介護サービスをうまく使って、一人で抱えないでくださいね。

LIFULL介護などで、お近くのデイサービスやショートステイを探すこともできます。


【現役ST体験】私が9年の臨床と現在のデイで学んだ「沈黙の使い方」

ここからは、私自身の体験を少しお話させてください。

私が9年で気づいた「ただ待つ」と「気持ちよく待つ」の違い

新人の頃、私は 「とにかく10秒待ちましょう」 とSTの先輩から教わりました。 ストップウォッチで時間を計るくらい、機械的に「待つ」を実践していたんです。

でも、それだと 利用者さんの表情がどんどん硬くなる のに気づきました。

「あぁ、これは私が 沈黙を演出してるだけ で、相手にとってはプレッシャーなんだ」と。

「にこやかに、ゆっくりでいいですよ」の空気

ある先輩STが、私のリハを見学して教えてくれたことがあります。

「うめあかりちゃん、待ち方じゃなくて 空気 だよ」

その先輩は、利用者さんが言葉に詰まっても、柔らかい笑顔のまま少しうなずいて「うんうん、聞いてますよ」 という雰囲気をずっと出してました。

時計を見ているわけじゃない。 相手を見ている

それからは「10秒待つ」じゃなくて 「相手が言いたいことを引き出せるまで、にこやかに一緒に居続ける」 という意識に変えました。

「言葉を引き出そうとしない」スタンスへ

もう一つ大きな転換は、 「言葉を引き出そう」と思うのをやめた ことです。

ST歴4〜5年目くらいの頃、ある重度失語症の80代女性を担当しました。 発話は「うん」「いいえ」だけ。でも、ご家族との関係性や、若い頃のお仕事のことを 私が事前にカルテで読んでその話題を私から振った んです。

「お料理がお得意だったんですね」「お孫さんと過ごす時間、楽しいですよね」

ご本人は「うん、うん」とうなずくだけ。でも 表情が見るからに柔らかくなった 。 時々、私の手をぎゅっと握ってくれることもありました。

リハ室を出る時、ご家族が「最近、家でも笑顔が増えたんです」と教えてくれた時、 「言葉を出させること」がリハのゴールじゃない とハッキリ気づきました。

私が今もデイで意識していること

今のリハ特化型デイでも、失語症の利用者さんと関わる時は、この3つを意識しています:

  • 「私の方が口数を少なく」:話し過ぎるSTより、 聞くSTの方が信頼される
  • 「失語症は認知症じゃない」:言葉を忘れたわけではない。 引き出す過程が難しいだけ
  • 「気持ちを共有する」:アウトプット(発話)を狙わず、 インプット(理解と共感) を集める

新人ST・若手STにはぜひ覚えておいてほしいです。 そしてご家族にも、 「言わせなきゃ」「答えさせなきゃ」と頑張らなくて大丈夫 とお伝えしたい。

新人の頃、私は 沈黙が怖くて たまりませんでした。

訓練中、利用者さんが言葉に詰まると、つい「○○ですか?」と先回りしてしまう。沈黙の時間を、自分が埋めなきゃと焦っていたんですね。

でも、ある先輩STに言われた一言が忘れられません。

「沈黙は、ご本人が言葉を探している時間。あなたが奪っちゃダメ」

それから私は、 意識的に黙る練習 をしました。

心の中で「いち、に、さん…」と数えながら、表情だけは柔らかく保つ。20秒数えても出てこなければ、 そっと選択肢を差し出す

このスタイルに変えてから、利用者さんから出てくる言葉の数が、明らかに増えました。

私が出会った中でいちばん印象的だったのは、発症から13年経った利用者さん。「待ってくれてありがとう」とゆっくり言葉にしてくれた瞬間、 言葉が出る・出ないより、待ってもらえる体験そのものが、その方の尊厳を守っていたんだ と気づきました。

家族の皆さん。プロのSTでも、「待つ」は意識しないとできないことなんです。

最初はぎこちなくて当たり前。少しずつ、家族のペースで取り入れてみてくださいね。


失語症のレベル別アプローチ|軽度・中等度・重度

失語症の重症度によって、コミュニケーションの工夫も変わります。

軽度の失語症

  • 特徴:日常会話はほぼ成立するが、ときどき言葉が出にくい
  • アプローチ:通常通りの会話でOK。詰まったら10秒待つ
  • コツ:本人が話したい話題を選ばせる

中等度の失語症

  • 特徴:単語は出るが文章にしにくい・複雑な内容は理解しにくい
  • アプローチ:短い文でゆっくり話す。一文に情報を1つだけ
  • コツ:YES/NO質問・二択を多用する

重度の失語症

  • 特徴:言葉での意思疎通が困難
  • アプローチ:表情・ジェスチャー・絵・写真を中心に
  • コツ:「言葉を引き出す」より「気持ちを共有する」

💡 重度の方への接し方:言葉が出なくても、 目を見て・手を握って・うなずく だけで、十分にコミュニケーションは成立します。「会話=言葉のやりとり」という思い込みを、家族が手放せると楽になります。

レベルの判断は、担当STに聞くのがいちばん確実です。「うちの父は今どのレベルですか?」と、遠慮なく聞いてみてくださいね。


「言葉を引き出す」のではなく「気持ちを共有する」スタンス

最後に、いちばん大事なことをお伝えします。

失語症の方とのコミュニケーションで、家族が陥りやすい最大の罠は、 「言葉を引き出すこと」を目的にしてしまう ことです。

「ちゃんと話してほしい」「単語を言ってほしい」── その気持ちは自然なものです。

でも、本人にとって会話の目的は、 言葉を発することそのものではありません 。気持ちを伝えたい、家族とつながっていたい。それが本当の目的です。

💡 私の体験から:訓練中、言葉が出なかった利用者さんが、私の手を握って涙を流したことがあります。一言も発しなかったけれど、 何を伝えたいかは、ちゃんと届きました 。コミュニケーションは言葉だけじゃない、と心から思った瞬間でした。

家族にお願いしたいのは、 「今日も会えて嬉しい」「あなたの気持ちは伝わってるよ」のサイン を、表情と態度で送り続けてあげること。

それだけで、本人は「自分はちゃんと存在している」と感じられます。 これが、どんなST訓練にも勝るリハ だと、私は思っています。


まとめ|待つ・選ぶ・うなずくを今日から

長くなったので、最後にもう一度まとめますね。

  • 待つ:10秒・20秒・30秒。本人の脳が言葉を探す時間を守る
  • 選ぶ:YES/NO・二択・三択で答えられる聞き方に変える
  • うなずく:話の内容より「聞いてるよ」のサインを返し続ける
  • NG行動:先回り・話題変更・大声・赤ちゃん言葉・比較
  • 効果的な技法:絵・ジェスチャー・筆談・写真・選択肢
  • 大事なスタンス:言葉を引き出すより、気持ちを共有する

失語症のリハは、長い旅です。家族だけで完璧にやろうとしないでくださいね。

担当のST・友の会・介護サービス・家族会── 頼れる場所を増やすこと も、立派なリハの一部です。

ST職への転職を検討中の方は、失語症リハに力を入れている職場を選ぶといいですよ。 などの転職エージェントで、失語症対応の手厚い職場を相談できます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 失語症の家族にイライラしてしまいます。どうしたら?

A. イライラする自分を責めないでくださいね。会話が成り立たないストレスは、誰でも感じます。

大事なのは、 イライラを本人にぶつけない仕組みを作る こと。介護サービスを使って一人になる時間を作る・家族会で愚痴を共有する。家族が休めることが、結果的に本人にとってもプラスになります。

Q2. 「待つ」って具体的に何秒待てばいいですか?

A. 目安は 軽度10秒・中等度20秒・重度30秒 です。最初は心の中で「いち、に、さん…」と数えるのがコツ。

ただし、本人が「もういい」という表情を見せたら、無理に待たず、 そっと選択肢を差し出して あげてくださいね。

Q3. 言葉が出ない時、代わりに言ってあげてもいい?

A. 基本は 20秒以上待ってから にしてみてください。

すぐ代弁すると、本人の話す機会を奪ってしまいます。20秒待っても出てこない時は、 「お茶?それともコーヒー?」 と選択肢の形で助け舟を出すのがおすすめです。

Q4. 文字を書いてもらう筆談は失語症に効きますか?

A. 個人差がありますが、 ブローカ失語の方は文字が書ける ことが多いです。

逆にウェルニッケ失語の方は、書くこと自体が難しい場合もあります。担当STに「うちの父は筆談が使えますか?」と相談して、本人に合う方法を一緒に探してみてください。

Q5. リハ以外で、家族ができることはありますか?

A. たくさんあります。

  • 昔の写真アルバムを一緒に見る
  • 馴染みの音楽を流す
  • 家族みんなで食卓を囲む
  • 本人の好きな番組を一緒に見る

「特別な訓練」ではなく「いつもの暮らし」を続けること が、何より大切なリハになります。


内部リンク|失語症についてもっと深く知る

この3記事と合わせて読むと、 失語症の全体像 がぐっと理解しやすくなります。


免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の医療相談や診断に代わるものではありません。実際の対応については、担当の医師・言語聴覚士にご相談ください。

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著者:うめあかり(言語聴覚士9年→現在リハ特化型デイ勤務中・2児の母)